議会活動報告

中央新幹線について

2011年12月26日

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リニア中央新幹線は2014年着工で計画が進められています。東京―大阪間を時速500キロで結ぶものですが、その8割は40メートルもの地下深くにトンネルがほられ、強力な磁力で車体を浮かせて走行するもの。地下と地上を結ぶため5-10キロ間隔で直径30mの「立抗」が必要となります。

私は、この計画が本市にどう影響するのかを質しました。立抗が住宅地を避けてつくられることから、麻生区では向原の里特別緑地保全地区がごっそりなくなるほどの広さ1haの施工ヤードが必要であり、環境破壊につながることを示し対応をただしました。さらに市民からは「猛スピードで安全は大丈夫か」「電磁波による健康被害はないのか」「巨大な電力を消費するがいかがなものか」などの不安や疑問がでています。市民の声にこたえるためにも市として国やJR 東海にさらに情報を公開していくよう求めました。市はリニア新幹線が市民生活に密接にかかわるものであり、市民にたいして情報提供や説明をJR東海に求めていくと答弁しました。