活動レポート

京都市を視察してきました

2012年1月16日

CIMG6361京都では、「高校新卒未就職者緊急支援対策事業」「中学校給食について」「高額医療・介護合算制度について」「京都市眺望景観創生条例について」伺ってきました。

高校新卒未就職者緊急支援対策事業

国の緊急雇用創出基金を活用し、4か月(3月~7月)程度の有期雇用の形態をとりながら、安定就業のための研修事業を実施しています。(基本給は月9万円、通勤手当支給、社会保険加入)22年度から行っています。事業運営は、京都府高校生緊急就職支援センターで行っています。

高校新卒者を取り巻く厳しい雇用情勢は今後も続くであろうことが予想されるので、今後も事業は行っていくとのことでした。CIMG6364

平成22年度卒業生では、支援センターに37名入社し、34名が正規で就職し、23年度は38名入社のうち、36名が正規で就職したそうです。

就職した若者のうち、早期離職した若者については、再度センターで相談にのり、再就職するなど、最後まで支援を取り続けているそうです。

センターには、4か月間常駐の職員がいて、3月には高校を卒業した就職内定者の就職前の準備セミナーも実施し、早期離職防止も図っているとのこと。

川崎市でも、高校卒業者の就職については学校任せにせず、最後の1人まで、責任を持って社会に送り出すことのできる支援が必要です。

京都市眺望景観創生条例

京都がいつまでも京都であるために、50年後、100年後も光り輝く京都を目指して、全国で初となる「眺望景観創生条例」がつくられ、先人から守り引き継がれてきた38か所(市民から提案された600か所の中から選ばれた)の優れた眺望・景観の保全が図られています。(せっかく、京都の素晴らしいところの説明をしていただいたにもかかわらず、38か所の視点場の一か所も、見に行くことができずちょっと残念でした)

他にも京都では、市街地のほぼ全域で、すぐれた都市景観の保全・形成を図るため、建物の高さの規定を定めたり、建物のデザイン基準を定めています。

また、屋外広告物に対する基準を定め、優良な屋外広告物に対する支援制度を設け、美しい品格のある都市景観の形成を図っています。伝統的な建造物の外観の修理・修景などに対する助成も行い、歴史的町並みの保全・再生を図っているとのことでした。 写真入りのパンフレットをたくさん準備していただき説明をしてくださいました。 移動のときには、高さ制限や、建物・デザイン・屋外広告物の制限などが実感できる眺めが多くみられましたが・・・歴史的な街並みもゆっくり歩いてみたかった。

美しい品格ある都市景観とはなかなか難しいですが、本市でも、眺めのいい場所・地域を残していくため、取り入れられるものは生かしていきたいです。

中学校給食

(資料のみ、いただいてきました)

京都では、家庭からの弁当持参か給食かを生徒・保護者が自由に選択できる校外調理委託方式・選択制の中学校給食を行っています。

中学校給食は、心身の成長期にある中学生に、学校での昼食を通じて、正しい食生活を身につけさせ、自ら実践する態度を育てる「食」に関する指導の充実を図るとともに、家庭からの手作り弁当の教育効果を生かしつつ、弁当を持参できない生徒に栄養のバランスに配慮した食事を提供することを目的として実施しています。平成12年度6校で試行実施し、平成15年度、全校へ給食導入を完了しました。

給食の献立は、食の安全を第一に考えるとともに、成長期にある中学生に必要な栄養量を満たすため、食品の使用量や、組み合わせなど配慮してつくられています。 また、伝統行事や、地域の特色も生かした料理も取り入れられているとのことです。

いただいたパンフレットや、リーフレットには、中学校給食の献立を、お弁当作りにも活用できるよう、レシピが紹介されていました。毎日献立が違い、どれも野菜たっぷりで、おいしそう! ご飯と牛乳がついて1食290円。これはいいです。1月のメニューをいただいたので、見ると、お正月のおせち料理の作り方や料理に込められた意味などが書かれていて、なるほどと感心しました。

本市では、市議会もPTAも市民も、中学校給食を望んでいます。全国ではすでに、81,6%が実施している中学校給食。川崎でも早期の実現が望まれます。