活動レポート

新潟県長岡市に視察に行きました

2012年2月6日

 

ながおか市民防災センター・防災公園の役割について

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長岡市では、災害に見舞われた平成16年の7月13日の豪雨災害と新潟県中越大震災の経験から、日本一災害に強い都市を目指して、取り組みを強化しています。

震災後、5日目に、雄太ちゃん救出の指揮にあたっていて、現在は、長岡市危機管理防災本部の防災嘱託員である恩田敏之さんより、震災当時の町の様子などをスライドを使って説明していただきました。

死者28人、負傷者2,438人、住宅の全壊2,197棟、大規模半壊を含む半壊8,500棟であったにもかかわらず、震災後の孤独死は0人とのこと。

神戸市の経験を教訓に、避難所や仮設住宅への見回りを重視したとのことでした。FMながおかも大いに役立ったとのことです。震災時の避難所の役割はとても大きく重要なので、学校施設の防災機能の充実を行うことにしたといいます。(長岡市立東中学校の防災機能を参考に)

現在は、津波ハザードマップ、原発ハザードマップなどを検討中。学校教材も津波を想定したものに作り直す検討をしているとのことでした。

長岡市立東中学校の防災機能について

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長岡市立東中学校の防災機能について、中学校以外の市内小・中学校の避難所対応工事、防災備蓄の状況などについて聞きました。

長岡市は、平成16年10月深度6弱の中越大震災が発生。当時の避難所や避難者の様子、体育館における避難生活の問題、地域の避難所としての学校づくりなどを、スライドを使って、説明してくださいました。

東中学校は、平成20年に校舎ができました。すべての学校が当時避難所となったことから、避難所対応工事として、①スロープの設置、②洋式便器の設置、③テレビ・電話の配線、④受水槽蛇口の設置、⑤ガス接続口設置、⑥防災物品の備蓄などを行ったとのこと。約1億円で工事できたとのことでした。

説明の後、実際に学校全体を見て回りました。建物全体に、多くの強化ガラスが用いられていて、明るく、見通しが良いので、生徒の様子がよくわかります。体育館がとても広く、2階の通路も、雨などが降った時には、ランニングができるように、作られていました。

雨や雪の時でも利用できる屋根付き広場があったり、避難場所となっても、屋内避難エリアと、教育活動エリアが分かれて活動できるよう工夫されています。グランドは、自家用車や、テント設営、ヘリコプターが発着できるようになっていたりと、川崎の狭い校舎や校庭ではおよそ考えられないような広々とした設計となっていて、うらやましい限りです。

でも、避難所対応工事6点については、川崎でも、すぐに取り入れることができると思いました。