活動レポート

「大阪子どもの貧困アクショングループ」の取り組みを視察、お話を伺いました。

2014年7月10日

IMG_0607P7073084

  7月7日・8日に大阪・豊中・尾道・神戸に視察に行きました。5項目にわたるハードなスケジュールでしたが、有意義なものでした。順次報告していきたいと思います。初めに、「大阪子どもの貧困アクショングループ」の取り組みです。

アクショングループは、大阪母子の象徴的な2事件、2010年「西区2児放置死事件」、2013年の「北区母子変死事件」を受け、「悲劇を繰り返したくない!」と子ども支援関係者を中心に有志が集まり、団体を立ち上げました、グループ代表の徳丸ゆき子さんにお話を伺いました。(スタッフは現在15人程、現在、100人以上の方とつながりを持っています)

日本の17歳以下の子供の貧困率は、15,7%、6人に1人が貧困、さらに、ひとり親家庭(シングルマザー)は50,8%と2人に1人が貧困です。グループの目的は、子どもの貧困をなくすこと。見えにくい子どもの貧困を明らかにするために、子どもや家庭の生活を調査し、子ども・親・周りの大人をサポートすることとのことです。

そのために、①しらべる(困難にある、あったシングルマザーヤそのもとで育った若者や母親を調査し、レポートを作成します)②みつける(月1回の夜まわりでアウトリーチ、(手を伸ばす)広告やメディアの活用③つなげる(行政や民間サービスにつなげる)④ほぐす(親子の居場所として、季節ごとのイベント、キャンプ、畑などの自然体験、学習支援)などを行い、ゆるく見守りつながりを作っているそうです。

築100年といわれる長屋の人部屋でお話を伺いました。財政が厳しいとのことでしたが、温かいもてなしを受けました。商店街では子どもたちのために、子ども食堂を開いていたり、月1のお父さんというのもあったり、50ヶ所以上のお寺さんからお供えをおすそ分けしてもらい、150人以上の子供たちのおやつにしている(お寺おやつクラブ)のお話は、なかなかほほえましいものでした。(なるほど、全国には、多くのお寺さんがあるのですもの、いいことを聞きました。)

困難な状況にある母親が抱えている様々な問題を、これまでの聞き取りなどの具体例を交えて話していただきました。母親からは、「助けてほしい!」との声を簡単には出せないからこそ、このような活動支援が必要と思いました。