議会活動報告

【2007年第4回定例会(9月議会)】車いす用階段昇降機を介護保険福祉用具として認定を

2007年10月18日

2007,10,18, Thursday

katumataty79

9月議会決算特別委員会で、勝又光江議員は、車いすに人を乗せたまま介助者1人で階段の昇り降りができるように設計された、階段移動用の昇降機(スカラモービル)を市が介護保険福祉用具として認定するよう求めました。
この階段昇降機は、横浜市など政令指定都市7市ですでに給付対象とされていますが、川崎市では、国が認めていないという理由で認定をしていません。川崎市社会福祉協議会が介護事業者からの申し出があれば、事前研修を受けた上で貸し出しをしていますが、車いす利用者3870人に対し3台という現状です。
勝又議員は、介護者の切なる願いであり、ヘルパーさんや事業者からも認定を求める要望が寄せられており、1日も早くこの願いに応えるよう求めました。
健康福祉局長は「他都市の実施状況などを勘案しながら検討していきたい」と答えました。
カーブミラー腐食調査を 粗大ごみ処理券購入の利便を
勝又議員は、カーブミラーの腐食が原因で昨年と今年、連続して人身事故が起きている問題について、川崎市の調査から漏れている個所のカーブミラーについて、次の事故が起きる前に急いで調査を行なうよう求めました。
建設局長は、「計画的に調査を行ない、必要に応じて建替えを行ないたい」と答えました。
勝又議員は、粗大ごみ処理券が購入できる郵便局・コンビニが近くにないことで、地域の方々から大変不便だとの声が出ている間題について、急ぎ万策を考えるよう求めました。
環境局長は、「郵便局やコンビニ以外での公金収納事務の課題はあるが、拡大の方策を研究したい」と答弁。また、市民の粗大ごみ処理負担額が平成18年度は3億7000万円であることも明らかにしました。
このほか、肺炎球菌ワクチンの公費助成について、麻生消防署栗木出張所用地の貸し付けについて取り上げました