活動レポート

環境委員会で、岐阜市・名古屋市に視察に行きました。

2015年11月6日

DSC06138

  11月5日は、岐阜市で「岐阜市型BRT」の導入について、事業の目的、概要、進捗状況・効果、今後の予定・課題等についてお話を伺いました。

岐阜市では幹線路線バス路線を強化し利便性の高いものにするため、BRT化を進めているとのこと。そのため、バスレーンの導入やバス停留所、乗り継ぎ拠点の整備、連結バスの導入など段階的に進め、現在4台が走行しています。

走行環境は市が行い、バスレーンカラー化や停留所の整備は国の補助で。連結バスの魅力活用として、土曜、日曜1日乗車券を500円で販売、市内観光に利用。BRT導入によりバス利用率が3割増。初めに4地区でモデル的に行い、現在18地区で行っています。さらに22地区へ広げる予定だそうです。今のところ中止した地区はありません。運賃については基本100円。200円に引き上げた地区もありましたが、その後、引き下げるなど努力をしているそうです。初期投資は1500万円。駅ターミナルには1日3万人が利用。ICカードは75%が利用、70歳以上の方には市が2割補助を行っています。コミバスへの乗り継ぎをすると40円の割り引きもあります。エコ家族制度も設け、大人100円、子ども50円で利用。

連結バスの「清流ライナー」に乗り実体験しました。バスを2台つなげたような形ですが、カーブに差し掛かると、真ん中にあるターニングテーブルのようなもの(連結しているような部分)が回り、長い車両がきれいにカーブします。車体が長いので、揺れも少なく快適でした。床全面が平坦なバリアフリー対応で、車イスの方も利用できます。車両の天井には清流・長良川をアユが悠々と泳ぐ姿が描かれていました。

乗り終わって、運転手さんに、「運転して何年ですか」と尋ねたら、「30年」とのことでしたが、実は「清流ライナー」の前は神奈川で運転手をしていたそうです。何と厚木市と藤沢市にも「BRT」活用されていると聞き、ビックリ!大笑いしました。

DSC06143

  11月6日は環境委員会視察2日目。名古屋市で「低炭素年なごや2050戦略」と「なごや生物多様性センター」についてお話を伺いました。センターでは名古屋の生き物に関する情報を収集・発信したり、身近な自然の調査・保全活動を推進しています。都市化の進展に伴う市街地の拡大や外来生物の侵入などで身近な生態系が影響を受けていることから、市民、専門家、行政が協働でため池の生態調査を行いました。平成22年に「生物多様性2050なごや戦略」を策定したことを契機に身近な自然を守り育てる市民や地域の活動が活発になったそうです。この動きを発展させるためにセンターを平成23年に設置しました。

センター内を見学しました。ため池などで採取したいろいろな種類のカメ、ザリガニ、外来種のハス。アライグマの標本(毛皮)を触ってみると意外にも柔らかかったです。生まれて30年経っているというミドリガメは生まれて間もないあのかわいらしいミドリガメトはまったく別の種類のようでした。たくさん収穫したカメはどうするのか、お聞きしたところ、生きたまま殺すのは教育上良くないので冷凍してから焼却するとのことでした。ウーン何か可哀そう。私の子どもたちも保育園児の頃ミドリガメを飼いたいと言い出し,飼ったことがあります。1年目は冬眠がうまくいき春には目覚めて動き出しましたが、2年目は冬眠から目覚めることなく死んでしまいました。焼却されるカメも冬眠しながら死んじゃうということなのかな―。

外来種がはびこると在来種の生存が脅かされ、全滅の恐れがあります。植物も動物も外来種を持ち込ませず、扱いは慎重にしなくてはいけませんね。