ちょっと一言

伊勢神宮で首脳出迎えの異様

2016年5月28日

昨日市会議員団控室に「伊勢神宮にサミット参加の各国首脳を招いている。これは政教分離に反している。抗議してほしい」との電話がありました。私は次のように考えています。

安倍晋三首相が伊勢神宮で主要7カ国(G7)首脳を出迎えたことは、政治と宗教の関係や、歴史問題とのかかわりで深刻な問題を投げかけています。安倍晋三首相は、「日本の精神性に触れていただくにはよい場所」として、同神宮でのG7開催にこだわってきました。NHKテレビが長時間、事細かに放映していましたが、世界から集まる首脳たちが議論の時間を割いて、こんな長時間の行事に参加する異様な感じを抱きました。

伊勢神宮は、天皇家の氏神である天照大神を祭る宗教施設であり、戦前、「日本は神の国」とする国家神道に頂点にあり、靖国神社と並んで軍国主義推進の精神的支柱だった存在です。例年の首相や政治家の参拝は、政教分離原則からも問題があります。

同神社が「日本の精神性」を代表するとすること自体、得意な歴史観に連なります。そこに世界のリーダーを集めて会議を開くことの異様さを指摘する声が上がるのは当然です。