議会活動報告

決算特別委員会で質問しました。

2016年10月13日

9月26日、29日に、決算特別委員会が行われました。まちづくり委員会での私の質問は以下のとおりです。

<緑地保全について>

川崎の緑地面積はこの10年で96ヘクタール(東京ドーム20・4個分も減っています)。私は、川崎市の「緑の基本計画」にある「90ヘクタールの緑地保全」のうち36ヘクタールが不足していることを指摘、その原因について市の対応をただしました。市は88%が市街化区域となっていることや相続税問題などにより緑地が減少していると答弁。

私は、マンション建設による貴重な緑の減少を見てきたことを踏まえ、行政として安易な開発許可を与えないこと、土地所有者に緑を守ることの大切さを理解してもらうことを強調しました。

一方で、この10年間で特別緑地保全地区が55.7㌶増加していることから、保全地区を意識的に増やしていくことが重要であること、そのためには十分な予算の確保を求めました。

この間、道路公園センターの職員が9人も減らされ、一方で、公園緑地の管理箇所、管理面積は増加しています。陳情件数は毎年,6,000件を超えています。2年に1回の樹木の手入れも翌年回しになるところも出ています。私は、予算と人員の早急な増加を求めました。

柿生の里の特別緑地保全地区に隣接する緑地保全については、建設緑製局長は「優先的に保全すべき樹林帯であり今後も理解と協力を求めていく」と答えました。

<新百合ヶ丘駅周辺の環境対策>

新百合ヶ丘駅周辺の道路の渋滞については、いまだ休日や雨天の時などの交通混雑はまだ解消されていないことから、「万福寺王禅寺線、南口線、区画街路10号線、北口線」の渋滞を何とかしてほしいとの声が寄せられています。

私は、南口ロータリーについて「バス専用の出入り道路を横断する歩行者が多くハラハラしている」「高齢者の方が階段を上り下りするのに困っている。せめて手すりをつけてほしい」などの声があることを紹介し、今進められている南口ロータリーの環境改善について伺いました。市は、使用していないスロープの撤去、広場スペースの拡大、一般車とタクシー動線の整理とともに身障者乗降場の再配置、バス乗り場階段に手すりの設置、横断防止柵の設置を進めていることを明らかにしました。

さらに私は、喫煙所の移動に伴う副流煙などの対策とともに、工事開始に向けては、住民への周知や工事説明用看板の設置等を求めました。

<ホームドアの設置について>

障害のある方が活き活きと暮らすためにも、社会参加をすすめるためにも安心安全なまちづくりは欠かせません。私は、ホームドア整備について尋ねました。

いま全国に9500ほどの駅があります。ホームドアが設置されているのは、この6年間で倍増したといっても665駅約7%に過ぎません。ホームからの転落事故は09年度2442件、14年度は3673件と5割も増えています。このうち視覚障害者の方の転落事故は80件と倍増しています。

私は、川崎市内でのホーム転落が251人に上ることを指摘し、鉄道事業者ごとの実態、乗降者数10万人以上の駅名について尋ねました。転落者数は過去3年間で、JR東日本141件、小田急18件、東急71件、京急16件、京王5件。また、1日あたりの乗降者数10万人以上の駅は、JR東日本では川崎、武蔵小杉、武蔵溝の口、登戸、東急では武蔵小杉、溝の口、京急では京急川崎、小田急では登戸、新百合ヶ丘とのことです。

私は、転落者がJR東日本だけでも141件という多さに照らして、市内55駅のうち急ぎ対応するのは乗降者10万人以上の9駅だけというのはあまりにも少ないこと。また、危険個所はホームドアに限らず、点字ブロック・駅構内設置の柱の危険、ホームの狭さ、ホームと電車の隙間、混雑率の高さなどを指摘し、どう把握しているのか尋ねました。

さらに、視覚障害者の方からホームドア計画の前倒し設置や駅員の効果的な配置の要望が出ていることを紹介。ハード面だけでなく、声掛けなどソフト面での取り組みを求めました。

<カーブミラーについて>

カーブミラーの根元が折れるなど事故が相次いだ8,9年前、当時は点検調査が行われていませんでした。カーブミラーの耐用年数はメーカーによると10年。設置されて57年が経過しています。

この間私は、点検調査、補修など繰り返し質問し緊急対応を求めてきました。今回改めて10年間の補修・更新の実情について伺いました。

現在市内に約7100基のカーブミラーが設置されています。補修は10年間で1357基とのことです。

私はさらに、異常気象による地盤の緩みでのミラーの転倒事故の発生したことを受け一斉点検の必要性をただしました。また、川崎市の管理する台帳の整備と台帳に載っていないカーブミラーの掌握の現状、建て替え以外にもさび止めや根元の補強、ミラーの向きや欠損などの対応を求めました。市は、基礎部の補強、耐久性に優れた材料による支柱の採用など行っていること、ミラーの向きや凸凹・くもりの原因として車両の接触や周辺環境などの要因をあげました。