皆さんにお願いした、市民アンケートの回答が毎日のように、市議団に届いています。12月26日時点で3,919通の回答がありましたので、中間集約を行いました。「ここ数年で暮らし向きはどうなりましたか」という質問には63%の方が「苦しくなった」と回答。「楽になった」との回答は3%でした。苦しくなった理由は、「年金の減少」が最も多く、増税、社会保険料の増、医療費の支出増が続きました。働き方、雇用で関心を持たれている問題では、「低賃金」がトップ。非正規、長時間労働、サービス残業、ブラック企業と続き、電通社員の過労自死報道も含め、多くの労働者が違法・無法な状態で働かされていることに対する問題意識の広がりが示されました。
その他市政で力を入れてほしいものとして、子育て、教育の面では、「不登校・いじめ問題」「保育園待機児童の解消」が多く、高齢者・障がい者問題で最も多かったのは、「介護保険料・利用料の軽減」で、特養ホームの拡充、医療費の窓口負担の軽減、敬老パスの無料化、が続きます。まちづくりの要望では、「地域防災対策」が最も多く、麻生区では、バス路線の改善や交通不便地域の解消を求める声が目立ちました。
市民アンケートには、地域要望もたくさん寄せられましたので、12月議会の一般質問で取り上げました。「通学路の安全対策について」「公園の整備について」「新たな駐輪場設置について」「テニスコートの増設について」高齢者の移動支援について」などです。