議会活動報告

2017年、第2回定例会で一般質問を行いました。

2017年7月8日

2017年第2回定例会において、私は、6月26日、こども文化センター集会室へのエアコン設置について、防犯灯のLED化について、医療的ケアが必要な子どもたちの卒業後の居場所について、一般質問を行いました。

●こども文化センター集会室へのエアコン設置について

子ども文化センターは小学生の放課後の居場所として、また乳幼児の子育て、中学生や高校生の居場所として大きな役割を果たしています。また、季節に合わせたイベントなど交流が行われ地域の皆さんに大変喜ばれています。

ところが、集会室にエアコンが設置されているのは20か所、いまだ37か所が設置されていません。私は、「集会室が暑くて仕方ない」「温度計が32度になったら集会室から人をいなくするなど利用制限している」の声を紹介。一方、昨年設置した片平こども文化センターでは「うだるような暑さの状況から一変、とても助かっています」という声もあり、早期設置を求めました。市は、今年度の設置は3か所を予定していると答えました。

私は、年2~3か所では10年かかると指摘、すべてのセンターの見積もりが終了しているのだから早急に設置するよう要求。さらに、「屋上防水工事」「外壁塗装工事」や、排水管が浮き上がっている(王禅寺)、老朽化で床がささくれている(片平)など要望の出ている個所への対応を求めました。市は「設置から30年以上経過している建物が多い状況から、安心して施設を利用できるよう、修繕の必要な個所をつかみ、維持・補修に努めていきたい」と答弁しました。

●防犯灯のLED化について

市の「防犯灯LED化ESCO事業」は、町内会・自治会等が管理していた防犯灯について、LEDへの交換や維持管理を市に移管するもの。CO2排出量や電力消費量の削減を見込んでいます。町内会・自治会では費用や労力などなくなります。

私は、「とても明るくなった」「町会・自治会の負担が軽くなった」と喜ばれる一方で、以前のままの防犯灯が残されている場所があるという声を紹介、掌握と対応を求めました。市は「工事漏れの連絡があれば所有者や公共性の有無など調査し市への移管手続きを行っている」と答弁しました。

私はさらに、町会の負担が重くなるからと設置を見送ってきた防犯灯について、今後新設することや、故障の対応について伺いました。市は「故障については24時間対応をしていく、迅速な修繕を実施していくこと、新設については要望をもとに調整し設置したい」と答えました。私は、新設の枠が約750灯分(1500万の予算)では足りないのではないかと指摘、今後の取り組みを促しました。

●医療的ケアが必要な子どもたちの卒業後の居場所について

胃に穴をあけ、管から栄養を取らざるをえない、胃ろうの子どもたちや、気管からのタンの吸引、経鼻経管、人口呼吸器など医療的ケアが必要な子どもたちは全国的に増加傾向にあり、川崎も例外ではありません。

私は、「養護学校を卒業した生徒が体調を崩し、入院して胃ろうの措置・治療も終わったものの、医療的ケアを伴う施設が満杯で受け入れてもらえない」という話を聞きました。こうした実態について市の対応を尋ねました。市では、医療的ケアを含む重度心身障害児者の入所施設ソレイユ川崎(定員100人)を設置していること、通所希望については、医療的ケアを必要とする方を含む、すべての特別支援学校等卒業生の進路先の確保に努めていること、ショートステイは希望通り利用できないケースもあり、整備の拡充に努めていると答えました。

私は、医療的ケアを必要としている方の人数、施設・ショートステイを利用できない人数など実態について尋ねました。市は国の資料を基に約200人と類推していますが、市として実数をつかめていないとのことで、今後、人数や実態の把握に努めると答弁しました。

次に私は、医療的ケアの必要な子どもたちの居場所についての学習会で話された、低酸素虚血性脳症による四肢機能障害で、経鼻経管、吸入、吸引、在宅酸素のケアが必要な高校3年生のケースを紹介。施設への希望はあるが受け入れてもらえるのか心配、ショートステイもほとんど受け入れ先がないことをあげ、「施設を増やしてほしい」と訴えておられました。私は、ことは緊急を要する問題だとして、対応を求めました。市は「看護師の配置と重症心身障害者受け入れを促進していること、ショートステイではソレイユ川崎の20床整備や3公立病院と1民間病院の空床ベッドの活用を進めているとし、今後、より促進する」と答弁しました。また受け入れ可能な施設は11施設33名であることを明らかにしました。

私は、学習会での他のケースについても紹介。医療的ケアの必要な重度の子どもも受け入れるとしていた施設では、一転して受け入れられない事態になってしまったこと。母親の「子どもの体調管理に24時間心身をすり減らしている。現状を見直し、安心して生活できる環境をつくってほしい」という訴えにこたえるべきだと対応を求めました。市は、「平成32年4月に医療的ケアが必要な子の通所施設開設を予定。中原区の障害福祉サービス事業所で看護師などの確保と重症心身障害者の受け入れを優先した募集を行っていること、ショートステイでは、中原区井田の特養老人ホームに障害児者用を併設し、受け入れるためのベッド12床を予定、平成32年度以降に開設予定の施設に10床計画している」と答弁しました。

最後に私は、医療的ケアが必要な子どもの人数や状況、ニーズなどの実態を早急につかみ、子どもたちが家に閉じこもることのないように、卒業後、安心して生活できる場の確保を要望しました。20