議会活動報告

2017年第4回川崎市議会定例会報告

2017年12月25日

2017年第4回川崎市議会定例会が11月27日から12月20日まで行われました。日本共産党は、2018年度から4年間を計画期間とする「川崎市総合計画第2期実施計画」素案と、「行財政改革第2期プログラム」素案について、小児医療費助成制度、保育所待機児童解消、小学校給食費の改定、障害者施策、介護保険料の改定、特別養護老人ホームの整備などについて代表質問を行いました。私は、王禅寺処理センターの労働環境改善について、医療的ケアが必要な子どもたちの卒業後の居場所について、防災行政無線の充実について、投票場所の拡充について、一般質問を行いました。

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一般質問する勝又光江

● 資源物の排出ルールについて

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私は、王禅寺処理センター資源化処理施設を見学し、キャップをつけたままのペットボトルや瓶の中に異物が入ったまま搬入されている様子を見てきました。圧縮するために、キャップ外しは手作業で行われていて大変な労力となっています。また、ビンの中に異物があるとせっかく再処理に出しても使い物になりません。

小学生の使う「くらしとごみ」という副読本の中には、キャップをはずしたり、ビンの中を処理して出すことなど具体的な記述がありません。書き込むべきではないかと質しました。環境局長は「排出ルールを正しく理解することは必要であり、平成30年度版の改定に合わせ記載を検討する」と答弁しました。

●「ふれあい収集」は高齢者にとって切実

ゴミ置き場まで普通ゴミや粗大ごみをもっていくことのできないお年寄りや体の不自由な人のために実施している「ふれあい収集」について質問。利用しているのは昨年度、普通ごみ779世帯、粗大ごみは年平均121世帯とのことで、市全体で見るとわずかな人数です。「高齢者にとっては切実であり、手続き方法など広報を徹底すべき」と質しました。環境局長は、「ふれあい収集を必要とする方に対して制度を伝える必要があるので、広報の充実に取り組む」と答えました。

●王禅寺処理センターの労働環境改善を

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王禅寺処理センターでは、粗大ごみを扱う場所では、1日に40台、10分に1台の割でひっきりなしに粗大ごみや小物金属を搬入しています。作業場所はとても狭く作業中に作業員同士がぶつかり、ケガは日常茶飯事のように起きていると聞きました。私は、この間に起きた労働環境の実態について質しました。

環境局長は「民間事業者に選別業務を委託し、稼働を開始した昨年4月から、けがや火災は6件、うち労働災害に認定されているのは4件に上っており、転倒し眉間7針縫う負傷、脱水症状を起こした例、割れたビンによる足首創傷、点検中のベルトコンベアに右腕が巻き込まれ骨折したことがあった」と答弁。私は、ひっきりなしの搬入車両と狭い作業場での大量の資源ごみの処理という、極めて危険な職場環境であると指摘し、安全確保第一の搬入車両の制限や作業場の対策の抜本的検討を求めました。環境局長は、「危険場所の洗い出しや作業手順の見直し、安全教育の徹底、注意喚起の標識掲示などを行っているが、今後、事業者と合同のパトロールを行いたい」と答えました。

● 医療的ケアの必要な子どもたちの卒業後の居場所

私は2017年の6月議会で、医療的ケアを希望しながら受けることができない子どもや大人の実態について質問、また学校卒業後の医療的ケア対応施設が少ないという声を紹介し、十分な対応を求めていました。改めて取組の状況、今後の計画などについて尋ねました。

健康福祉局長は「実態調査は課題があるが、引き続き調査を進める。平成31年5月に中原井田地区の特別養護老人ホームに障害児者のショートステイを併設、ベッドを12床確保すること、平成32年度以降に開所予定の障害者入所施設に夜間看護師が配置されたベッドを10床確保する」と答えました。

また、障害児通所支援の充実については「策定中の第4次かわさきノーマライゼーションプラン改定版で、拡充に向けた検討を位置付けている」と答えました。

● 防災行政無線の充実早く

防災無線が「聞こえない」「聞き取りにくい」という声が後を絶ちません。私はこれまでも、無線の音の鮮明化や増設を求めてきましたが、改めて対応の状況について伺いました。総務企画局長は「屋外受信機は現在287箇所に設置し、土砂災害警戒区域では、7か所、麻生区は、はるひ野、新百合ヶ丘駅前、黒川の3か所」と答弁。私は、平成27年に行った実態調査では、60か所で必要と判断されているにもかかわらず、28年度5箇所、今年度6箇所では、少なすぎる。設置のテンポを上げることを要望しました。

●期日前投票所の増設を

先日行われた総選挙と市長選挙の期日前投票は混雑する中で行われました。私は投票までに「1時間以上待った」という声をうけ、状況と今後の対策、期日前投票場所の増設について尋ねました。

選挙管理委員会事務局長は「麻生区では最大600人が並び、50分待ち、市内の最大は90分待ちだったとし、今後、期日前の開いている日時の周知や受付体制の拡充・整理誘導の検討を行うこと、期日前投票所増設については、検討する」と答えました。