議会活動報告

車いす使用者向け市営住宅について,質問しました

2019年3月8日

予特 2019 3月

質問①

車椅子を必要とするお子さんを抱えた方が、市営住宅高石団地には、障害枠があるとのことで申し込みをされました。当選通知が届いてから、団地を見に行きましたが、駐車場は居住者以外の人もすでに駐車しており、満杯で17人待ちでした。当選の通知が来てから入居までに一回しか現場を見ることができず、スロープもなく、部屋の中も段差がありバリアフリーでないため使いづらいとは思ったものの、せっかく当選したのに、不便でもこれを逃すと、今度はいつ入居できるかわからないと思い、入りましたが、内装が狭くて、車椅子が使いづらい、風呂のドアも閉めることができずカーテンを引き使用しているけれども、隙間風が入ってきて、なかなか温まることができません。息子は現在16歳ですが、医療的ケアも必要としています。これから身体も大きくなり、車椅子も大きなものに変えなくてはならなくなります。今でも、車椅子のままでの部屋の移動にとても不便をしているとのことです。障がい者枠で申し込みをしているのに、バリアフリーになっていないところへの入居となったのはなぜなのか、伺います。入居時に、すでに、居住者以外の人が入り駐車場が満杯になっている原因について、伺います。

答弁

市営住宅の車いす使用者向け住宅についての御質問でございますが、はじめに、市営住宅においては、新たに整備する住宅について、高齢者が加齢に伴って、身体下幾能の低下が生じた場合にも住み続けられるよう、一定のバリアフリー仕様を標準としております。また、一部の住宅については、車いすでの生活を前提とした仕様の車いす使用者向け住宅としているところでございます。

この車いす使用者向け住宅については、入居を希望される方に登録していただき、空き次第、随時、御案内する方法をとっております。当該入居者につきましては、標準的なバリアフリー仕様の住宅に申し込まれ、入居されているものですが、車いす使用者向け住宅にかかる登録の申請はなされておりません。このため、当該住戸は車いす向けの仕様とはなっておりませんが、今後、要請に応じ、車いす使用者向け住宅の登録の案内をしてまいります。また、高石住宅は従前は駐車場がなく、 1号棟の建替えに合わせて駐車場を整備したところでございますが、団地の居住者全体を利用対象としており、現時点では全ての区画について利用されているところでございます。今後、建替え事業に合わせ、順次、増設してまいります。

質問②

車いすを利用している方の申し込みについては、障がい者枠での申し込みではなく、別途登録しておく必要があるとのことです。申し込み方法と、対象者への周知について、伺います。

答弁

川崎市住宅供給公社において、登録の受付を行っておりまして、空き住戸が生じた際には、登録した順番に従い、入居のあっせんをしているところでございます。また、対象者への周知につきましては、定期募集の際にお配りしている「入居者募集のしおり」において、車いす使用者向け住宅については、一般の公募ではなく、登録制度であることを御案内しているところでございます。

質問③

現在の市営住宅の中で、車いすを利用している人が入居できる、車いす使用者向け住宅の、世帯数について、行政区ごとに伺います。 また、車いす使用者向け住宅の待機状況について伺います。

答弁

はじめに、区別の戸数についてでございますが、平成31年3月1日現在で、川崎区が24戸、幸区が28戸、中原区が2戸、高津区が49戸、宮前区が5戸、多摩区

が15戸、麻生区が2戸でございまして、市全体で125戸となっているところでございます。次に、待機状況についてでございますが、平成31年3月1日現在、54世帯が待機しているところでございます。

質問④

高石団地については、建て替えが順次計画されており、2017年1月から入居が始まった1号棟に、この方は入居しています。今後新しくできる住宅で車いす対応ができれば、転居したいといわれます。今後、建て替えが行われる高石住宅A棟・B棟について、車椅子対応の住居は予定されているのかどうか、伺います。平成31年2月26日現在での車いす使用者向け住宅の待機者は、全市で54人とのことです。空きを待っているだけではなく、今後、住宅の新築、建て替えを行う住宅への、車いす住戸設置が必要と思います。現在建設中、又は建設予定の市営住宅において、車いす使用者向け住宅を予定している団地名と、戸数について、伺います。

答弁

はじめに、高石住宅の建替えにおいては、今後、 A棟及びB棟を含めた団地全体の建替え計画の具体化の中で建替え後の戸数への影響などを踏まえながら、検討してまいります。次に、今後の整備予定についてでございますが、本年3月完成予定の久末住宅9号棟で4戸、平成32年度着工を予定している中野島住宅1号棟で5戸を予定しているところでございます。

(要望)

今後、さらに、車いす利用者が増えることが予想されます。今回の相談者のように、車いす使用者向け住宅の存在を知らない方もいらっしゃるともおもいます。入居を希望される方が、安心して入居できるよう更なる取り組みの強化と、周知を、要望しておきます。