活動レポート

「ジェンダー平等学習会」を行いました。

2020年10月17日

女性差別撤廃条約が1979年に国連で制定されてから40年。世界でも日本でもジェンダー平等を求める大きな運動が広がっています。ジェンダーを利用した差別・排除・分断による支配に対し、「個人の尊厳の上に立った連帯」によって立ち向かい、乗り越えようとするものです。

しかし、日本はジェンダーギャップ指数(男女平等のレベルを示す)は153ヵ国中121位(2019年)です。とりわけ、「経済」「政治」分野で低い状況です。女性の賃金が男性に比べ7割、パートまで含めれば5割という低さ。政治では「政治分野における男女共同参画法」や「女性活躍推進法」が施行されましたが、実効があがっていません。また、医科大などでの女子受験生減点などあからさまな差別の実態が明らかになっています。

「性暴力やハラスメントを許さない」「女性をモノ扱いしないで」と声をあげる女性や若者たちの運動も起こり、勇気をもって声をあげた人たちを孤立させてはいけないと、♯MeTOO、♯WithYouの波が広がっている一方、性暴力やセクハラ被害を告発した女性へのバッシングなども後を絶ちません。

こうしたなか、ジェンダー平等社会を実現するために、どんな取り組みをすべきか、長い間、国際的な場でも活動してこられた、婦人団体連合会元会長の堀江ゆりさんを講師に、10月17日、日本共産党市会議員団主催で講演会を行いました。