活動レポート

川崎市育成会手をむすぶ親の会と懇談しました。

2021年7月9日

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7月9日、日本共産党川崎市議団は川崎市育成会手をむすぶ親の会と懇談しました。

いま切実にお困りである新型コロナウィルスワクチン接種についてや、重点要望項目について話し合いました。

要望項目

1. 新型コロナウィルスのための対策について(通所施設でのワクチン接種)

2. 生活介護事業における送迎の整備について

3. 相談支援事業の充実

4. 災害時の支援

(1) 災害時個別避難計画について

(2) 一時避難所における障がい者への配慮と二次避難所のあり方

5. グループホームの整備

(1) グループホームの計画的整備の推進

(2) 市営住宅の障がい者グループホームとしての積極的な活用

(3) 365日必要な支援

6. 短期入所(ショートステイ)の拡充と日中一時支援事業へのサポート

7. 人材確保と育成について

8. 各区に地域で核となる地域生活支援の拠点施設の建設

9. 特別支援学校卒業生在宅ゼロ対策の継続並びに通所施設や就労先などになじめず在宅でひきこもりがちな人に対する支援の強化

その他要望 ・障がい者の所得補償 ・法人後見制度の推進

親亡き後のことについては、これからは特にグループホームについて注目していきたいと考えているとのこと。施設から地域生活へというのであれば、「入所(施設)でなくてもグループホームで大丈夫」と言えるように、グループホームの対応を充実させてもらいたいなど、障がいを持つ子の親としての切実な思いを話されました。

日本共産党川崎市議団は6月議会で、新型コロナウィルスワクチン接種について障がい者への巡回接種について取り上げました。また、事業所によっては加算が6割減となる「障がい者施設・事業所に対する運営費補助制度の再構築」でのグループホーム世話人体制確保加算の見直しの10月実施の見送りや、地域活動支援センターの増設を求めました。

これからも、障がい者・児の基本的人権を守り、障がいの有無で分け隔てない、共に生きる社会の実現に向けて、当事者・家族の声を市政に反映させるためにも引き続き取り上げていきたいと思います。