川崎フロンターレ麻生クラブハウスに設置された太陽熱温水器を見てきました。かわさき市民共同おひさまプロジェクトの取り組みの一つで、事業予算580万円で、行われています。
屋上に取り付けられたパネルと、建物横に取り付けられたタンクに分けた分離型で、屋根に負担をかけないようになっいるそうです。夏は、27度ぐらいになるので、そのまま使えますが、冬は10度ぐらいにしかならないので、ボイラーで45度ぐらいに温めて使用しているとのこと。フロンターレの選手のユニホームの汚れはかなりのものなので、お湯で洗濯するとよく落ちると言ってました。練習はほぼ毎日あり、シャワー10人分、浴槽(10人は入れる)は2つあるので、とても重宝しているそうです。
川崎市では、住宅用太陽熱を設置した場合、補助金が出るようになっています。(6月に600万円の補正予算が組まれ、7月15日からはじまっています)募集期間は、来年2月15日までの9か月間です。補助は設置費の1割で、80万円する強制設置型は、8万円の補助、30万円から40万円する自然循環型は、4万円の補助となっています。補助件数は、約100件です。太陽光発電の申し込みは、結構多いのですが、太陽熱は、まだ申し込みが無いそうです。補助金をもっと増やす必要があるのではと思うのですが。