黒川農場は小田急多摩線黒川駅から歩いて20分。2012年4月に開所される予定なので、建物はほぼ出来上がっていますが、生産に使う土地は土のままで、これからまだ手を入れなくてはいけないようです。
農場は、明治大学の学生が年間を通じて体験型実習教育と研究を行えるようになっている部分と、一般の市民が利用できる部分があります。総面積約12ヘクタールで、本館、交流広場、ペレット生産場、生産温室、畜舎(実験用の豚の飼育)、実習圃場、有機圃場、自然生態園などからなっています。温室では、イチゴ、トマト、ミニトマト、ほうれん草などの栽培をするそうですが、なんとほうれんそうは、年間で16回も収穫できるとのことです。
自然生態園では、ホタルや、黒川に生息する昆虫などを見ることが出来るそうです。
太陽光発電パネルや、風力発電(明治大学の学生が発案して試行的に設置しているそうです)バイオマス等の自然エネルギーを活用とともに、資源循環型の生産様式で環境との共生を目指しているそうです。
黒川駅から農場までは、バスなどは走っていないので徒歩で約20分かかりますが、途中、セレサモスや農家の方の畑、山々を見ながら行くことができるので、素敵ですよ。(写真は、まだ完成していないので、予想図ですが、ほぼこんな感じでした)