平成19年12月から5年をかけ、リサイクルパークあさお王禅寺処理センターが完成し、3月22日完成式典が行われました。私も参加し、センター内を見学してきました。
着工前は、ガス化溶融炉にするか、ストーカー方式にするかで、大変な議論が行われ、当時、ガス化溶融炉については事故などが発生している例もあり、安全性に問題があるということでストーカー方式に決定しました。私もその議論の中にいました。
今回設置された焼却炉は、1日150トンの処理能力があり、3炉で450トン。発電能力は7500kwh、工事費は、134億850万円です。
ダイオキシン類の排出を抑制。ボイラーによる蒸気の発生で発電した電力は施設を動かすことに使われるとともに余剰電力は売電することになっています。
ゴミ収集車がごみピットにゴミを搬入します。出入り口にはエアーカーテンが設けられ、臭気が漏れないようになっているそうです。
ごみピットにためられたゴミはかくはんされ、水分抜きを行って、ごみクレーンでごみ投入ホッパーへ投入されます。
今後は、既存の敷地跡地に、資源化処理施設とプラザ棟を併設し、健康とふれあいの広場を整備する予定です。