党議員団から、委託調査をお願いしていた、川崎市の「入札契約データ」に基づく川崎市発注公共工事の分析についての報告・学習会が、行われました。川崎市発注公共工事分析報告書をもとに①川崎市発注工事分析工事の6年間[2009年度~2012年度]を通じた大まかな特徴 ②2010年度発注公共工事の特徴 ③川崎市の条件付き一般競争入札方式の特徴 ④総合評価方式、低入札価格調査制度、最低制限価格制度について説明があり、次に、公共工事、建設産業をめぐる政策動向~大規模公共事業の復活・推進に関する見解、「建設産業の再生と発展のための方策2012」に関する見解について、委託したNPO法人建設政策研究所の4人の方から、報告していただきました。
全国的には地方自治体発注工事が減少傾向なのに、川崎市は増加している。1億~5億円規模の工事、5億~10億円規模の大規模工事が増加している反面、市民生活の安全性や利便性にきめ細かく対応すべき区役所からの発注事業がこの6年間減少していることや、市内業者向けの発注量の増加の内訳など、年度別に図表で示されているので、とてもわかりやすかったです。(報告書は議員団にまだあります)