活動レポート

リニア新幹線・麻生区で現地視察

2012年9月17日

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JR東海が進めているリニア新幹線について、「リニア新幹線を考える麻生・宮前の会」が17日、路線予定地の環境影響調査地点の現地視察と住民学習会を行いました。

リニア中央新幹線は、東京―名古屋間を2027年、東京―大阪間を2045年に開業する目標で、現在、路線予定地で環境影響調査が行われています。けれども、JR東海は、いまだに通過予定地域を3キロ幅の大まかなものしか示してなく、住民への十分な説明も行っていません。(住民説明会については、共産党市議団としても市に対し、説明会の要請をJR東海に行うよう再三要望しています)私も区内で行われている環境影響評価のためのボーリング調査地や、動植物調査地、大気汚染調査地などを見て回りました。

学習会では、日本自然保護協会の辻村千尋氏からリニア新幹線の環境影響評価の問題点や、安全性への疑問などについて、話がありました。参加者からは、「住民にどんな影響が出るのか心配」「リニア新幹線は原発の再稼働を前提にしているのでは?」「大きな運動にしていく必要があると思うのですが、どんなことをすればいいでしょうか」などの意見が出ました。私も大きな運動にするためにも、一人でも多くの人に、リニア新幹線計画の危険性を伝えていかなくてはと思います。