3月18日、新百合21ビルで行われた「布の絵本と子どもたち」の講演を聞いてきました。主催は「グループ・もこもこ」さん。講師は世界のバリアフリー絵本展実行委員長の攪上久子(かくあげひさこ)さん。「グループ・もこもこ」は布の絵本・布のおもちゃを作り30年の歴史を持つボランティアグループです。「世界のバリアフリー絵本展」は日本巡回がスタートして10年目になるそうです。読書に障害のある子どもたちのために、特別に作られた本(手話つき絵本、絵文字つき絵本、さわる絵本、布の絵本、展示絵本、音声つき絵本、拡大絵本など、毎回、世界20カ国ほどから50~60冊が紹介されます。
今回はその中の布の絵本について、詳しく話されました。「グループ・もこもこ」による布絵本の読み聞かせ、紙芝居ならぬ布芝居の実演もあり、興味しんしんの時間を過ごしました。多くの障害者、高齢者や被災地に布の絵本やおもちゃがとどけられるように応援していきたいです。