平成25年4月から新施設が稼働している長沢浄水場を、環境委員会で視察しました。長沢浄水場は相模川を水源として、昭和29年から水をとりいれています。
相模湖から浄水場まで6時間かけて水を流し込み、8時間かけて浄水場で飲めるようにし、各家庭に水を届けるそうです(川崎区まで8時間)
浄水場では①着水井(ちゃくすいせい)に水が到着し②水平流式傾斜板方式で、水の汚れを処理し③急速ろ過池で砂の層を通して、浮遊物を取り除きます。④処理して飲めるようになった水を排水池にためて、ここから各家庭に配水されます。
相模湖から32km、6時間かけて(人間でいえば少し早歩きの速度で)水が浄水場に届く技術もすごいし、8時間で飲めるようにすることや、8時間で川崎市内全域に水が届くということにも驚きです。
水の値段は、ペットボトル(2ℓ)で0.2円、お風呂(300ℓ)で30円だそうです。蛇口をひねれば自由にいくらでも水を利用できることのありがたさをあらためて実感しました。