議会活動報告

線維筋痛症患者の早期救済

2010年6月27日

線維筋痛症は原因不明の全身の痛みで不眠、光や音の刺激さえも痛みと感じる耐えがたい病気です。決まった治療法もなく、保険適用でないため、医療費・薬代が高くかかり財政的にも大変です。専門家は「最近は対処できる病気になってきているので、早期に適切な対処をすれば改善する」と指摘しています。私は早期発見・治療のための対策についてたずねました。市側は対応窓口の連携を強化し、早期発見・治療につながるよう、日本線維筋痛症学会のネットワークを紹介するなどに努めたいと答弁。

私は、線維筋痛症の患者の方からの手紙――痛みがあちこちに起こり、全身に広がり身動きがとれなくなったこと、勤めを辞めざるをえなくなったものの、夜も眠れず、風に当たっても痛く、何をするにも痛みがつづくこと、必死の思いで病院に行くものの痛みが取れないこと――など痛切な実態を紹介。病院、市民にたいする周知の徹底、医療費・交通費の補助、介護申請野認可など要望しました。