活動レポート

各団体と懇談を行いました。3日目

2014年7月16日

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7月16日「川崎の男女共同社会をすすめる会」と懇談しました。

会からは、①平成26年度川崎市予算における男女共同参画推進について、②すくらむ21の運営について、③川崎市男女平等推進行動計画(かがやき☆プラン)についてなどについて、意見交換し、要望が出されました。

 

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川崎市自閉症協会の方々と懇談しました。

初めに、「自閉症」についての具体的な説明があり、「障害のある人も、ない人も、ともに生きる川崎の街」を実現したいとの想いを語られました。

そのあと、具体的に、①自閉症児者(親を含む)のニーズに応え、特性を理解した生涯にわたる支援。特に、川崎の第3ノーマライゼーションプランに則り、自閉症等発達障害の特性を理解した相談員のいる相談支援センター、安心して暮らせるケアホーム、体験利用や緊急時のショートスティーなど、身近な住み慣れた場所で利用でき、親亡き後も、地域の中で安心して暮らせるよう、人や場所の設置や増設。②自閉症等発達障害児者の権利利益を害されることのないよう、障がい者虐待防止や市民後見人の養成等、成年後見制度の活用を含めて、障害の特性を理解した権利擁護支援システムの構築、特に、「NPOかわさき障がい者権利擁護センター」の運営の支援、③自閉症等発達障害を理解し、専門性をもって支援できる保育士・医師・教師・相談専門員・ジョブコーチなどを、早急に育成及び研修を行い、関係機関への複数名の配置、④「発達障害者手帳」を発行して、教育や就労などの配慮を行い、更に生涯にわたる総合的な支援の充実、⑤災害時に安心して避難できる場の確保及び、地域住民への理解。特に、「毎日が災害」のような生活をしているため、日常においても、市民に対する啓発活動への支援を。⑥就労の場、ジョブコーチの育成などの要望がありました。

 

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新日本の会 川崎七支部連絡会の方々と懇談しました。

桜井代表はじめ、12名の方が来られ、多岐にわたる要望が出されました。①子ども・教育については、12項目。②公共施設については3項目、③防災について2項目、③平和観について④まちづくりについて、⑤高齢者問題について⑥環境について3項目あり、時間が足りないほどでした。

 

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川崎公害病患者と家族の会の方々と懇談しました。

全国に誇れる川崎市の宝 成人ぜん息患者医療費助成制度を守り充実させるための要請がありました。

この制度の適用者は、5890人になり、毎月50人から60人の割合で増え続けているとのこと、この制度によって、患者は、安心して、治療がうけられ、健康回復と病状悪化を食い止め、安心した毎日を過ごすことができています。

ところが、6月議会で、福田市長が無所属の、三宅議員への答弁で、成人ぜん息患者医療費助成制度の見直し検討する旨の発言をしたことに、驚き、強い憤りを感じている。

この制度が実現し、改善・充実が図られてきたのは、議会と各会派の議員が被害者の願いを受け止め、行政を動かしてきたものによります。全国に誇れる川崎市の宝ともいえるこの制度を、これまでの経過を無視したような、見直し、後退させることは許されない。ぜんそく患者の苦しみを理解してほしいと、切々と訴えられました。(本当に、許せないです)