7月18日、川崎市育成会手をむすぶ親の会の方々と懇談を行いました。会は、議会、行政さらには全国へ声を届けてきたことにより、いくつかの成果に結び付いてきたこともありますが、障害者もその親も高齢化が進み、「親なきあと」のことを考えるとき地域で安心して暮らすことのできる支援体制はまだまだ不十分なことから、今回も要望を出されています。内容は、①「障害者の高齢化と家族の高齢化に向けた取り組み」について、3項目、②「障害者の生活保障」について、2項目、③「障害者の医療」について、④「災害時の支援」について、⑤「介助者のバスフリーパスなどの復活」について、そして、各支部からの要望などを伺いました。
神奈川県知的障害者施設保護者会連合会と、川崎市きづなの会の皆さんと懇談を行いました。
会からの要望は、短期入所の充実。いざ、災害という時、被害を受けないための対策を(障害者支援施設での防災訓練のあり方の検討をしてほしい)、障害者にあった就労支援を、授産学園、柿生学園の老朽化の改築を、高齢障害者が安心できる居場所の創設、障害者の特性に合った健康診断を、などの要望が寄せられました。
川崎市身体障害者協会の方と懇談しました。
会からは、①自転車や歩行者の交通マナーについて、規制・指導および広報などの啓発活動の徹底、学校教育の充実について。②川崎市聴覚障害者情報センターの次期指定管理者の公募は「非公募」方式で。また、手話通訳・要約筆記派遣事業の実績保障について、③障害者自身が利用できるスポーツ施設を市内中心地に早期設置を要望したい。④生活環境に配慮した施策の推進及び物理的なバリアのみならず、心理的なバリアについても解消できるよう、具体的な取り組みを。⑤歩行困難な重度障害者に対するガソリン代の助成を。⑥障害者の「日常生活支援」事業の「オストメイト社会適応訓練事業」を神奈川県は川崎市に委託事業として委託するよう要望。⑦公共施設に磁気ループや情報保障機材の設置を要望。⑧障害児者・透析者を含む移動困難者に対する通院支援などの要望が出されました。