活動レポート

委員視察に行ってきました。2日目は飯田市です。

2014年10月15日

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15日は、長野県飯田市で「高年齢者等住宅リフォーム助成制度」と「環境モデル都市行動計画」について伺いました。(環境モデルについては、資料提供のみです)

高年齢者等住宅リフォーム補助制度は、住宅リフォームでバリアフリー化を図り、自宅内で転倒などのリスクを減らし、住み慣れた自宅で、日常生活を行えるようにし、介護予防の促進を図る。恒例になっても地域で安心して暮らせるための支援として事業に位置付けました。当初は、65歳以上としていましたが、50歳代からを対象としました。その理由は、①対象とする年齢の父母は高齢者となることから、父母の介護を考える年代となること。別居している高齢化する父母を自宅に迎え入れ、同居して世話をしようと考えることが想定される年代となること。

②将来の住環境を考える年代層となることから、バリアフリー化を支援し住環境を整備することで、早い時期からの介護予防意識の高揚を図ることだそうです。

平成24年度の実績は、100件、補助額821万円、工事金額1億8142万円

平成25年度の実績は 173件、補助額1572万円、工事金額3億2774万円

なんと2年目は、2倍に増えています。当初、バリアフリーだけを考えていた人が、ついでに他の部分のリフォームもということで、仕事が増え、経済効果につながったようです。飯田市では、高齢者の94%が持ち家ということも、大きく影響しているのでしょうね。