航空機騒音の対策急げ
先日、麻生区上空で朝7時前からグォ―というすさまじい航空機騒音がありました。私は昨年の質問で、この間、騒音によってテレビが聞こえない、会話が途切れるなどの苦情や10分おきに30回もの飛行、真夜中の飛行など市民生活すら顧みない異常な騒音問題を取り上げ、市としての対応を質してきました。騒音に関する苦情は麻生区だけに限らず、他の行政区からも市に寄せられています。
市が騒音の実情をつかむためにも私は、測定器の増設、全市での観測体制の拡充について求めました。市は測定器を中原区役所、麻生区弘法の松公園の2カ所に設置していること、市民から寄せられた騒音苦情について麻生区が45件と飛びぬけているものの、高津32件、宮前30件であると答弁しました。測定器増設については「飛行状況等に変化」があれば追加・変更を検討する、ということにとどまりました。私は、市民生活に深刻さを増す航空機騒音の解消のために測定器の増設などで市が実態をつかむこと、米軍や自衛隊に対して、飛行ルート、飛行時間、回数など明らかにさせることが重要と指摘しました。