活動レポート

日本母親大会に参加しました。

2015年8月1日

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  戦後・被爆70年の夏、第61回日本母親大会が8月1日から2日、神戸市で行われ参加してきました。猛暑を突いて、2日間で、延べ、1万5500人が参加したそうです。戦争法案を許さない、全国からのたたかいが持ち寄られ、必ず廃案にしようと決意が語られました。一日目の全大会は、二つの会場に別れ、私は、金杉美和弁護士の、「戦後・女性参政権70年ー憲法・平和、ジェンダー平等の実現を!」の記念講演を聴きました。「空飛ぶママさん弁護士」とよばれている金杉さんは、大学時代にグライダーで空を飛び回り、パイロットの試験に失敗、フリーター生活を送る中で、司法試験にチャレンジ。弁護士に。「憲法は私たち一人ひとりの幸せのためにある。だから、私たちの幸せより国や体制の利益が優先される戦争は排除しておく、これが憲法の考え方です。」という話になるほどと思いました。また、ヒットラーの右腕といわれたH・ゲーリングが裁判で、「なぜドイツ国民はあんな無謀な戦争に突入していったのか」と尋ねられ「戦争を望まない国民を戦争に向かわせるのは、簡単です。国民に向かってわれわれは、攻撃されているのだと危機感をあおり、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればいいのです」と答えたという話を聞き、まさしく今の安部政権のやり方ではないかと思いました。