7月19日,市議団は「川崎市ろう者協会」の方々と懇談し、要望等を伺いました。
- 川崎市聴覚障害者情報文化センター(以下情文センター)は、不便なところにあるため、高齢者や障害者が大変な思いをして、訪れているので、バス路線を通してほしい。
- 施設の性格上、指定管理者を永続的に非公募としてほしい。
- 手狭なため、会議室の確保が本当に大変なので、どうにかしてほしい。
- 川崎市内の小中学校、高等学校等、教育関係からの障害者体験企画(手話体験)の依頼に関し、1か月前に派遣依頼をしてほしい。
- 聴覚スクリーニングを経て聴覚障害が判明した場合は適切なインフォームドコンセプトが行われるよう川崎市内の病院に呼びかけてほしい。
- 手話通訳者・要約筆記者の派遣事業については、今後も利用者負担を求めない。手話通訳・要約筆記の派遣依頼をメールで行えるようにしてほしい。
- 福祉施策については、日常生活用具の給付の対象の範囲を撤廃してほしい。
- 災害発生後、聴覚障碍者の指定避難所の設置、その際に情報保障が得られる設備の設置を要望。
以上のような要望が出されました。
私たちも情文センターの不便さは体感しており、バス路線などのアクセス手段の確保を要望してまいりました。
防災においては、近年の災害時における対応の事例が多く報告されていますので、それらを参考により適切な対応ができるよう、要望してまいります。