活動レポート

臨海部開発を目で見る

2010年10月15日

共産党市会議員団で、10月15日、臨海部開発・公有地見学ツアーを行いました。9時半に市役所第2庁舎前を出発。

水江町事業用地(株)エリパワーを見学。何度でも使えて、劣化しないリチューム電池(携帯や太陽光発電に使用)を作っているとのことですが、国と市が土地を貸し付ける補助をしているのに、雇用はわずか140人で、ほとんどがパートとのことで、税収入はないとのことです。

東扇島・川崎港コンテナターミナルでは、スーパーガントリークレーンをそばまで行ってみてきました。一機16億円もかけ、現在2機設置されていますが、ほとんど船は来ることなく、ガラーンとしていました。1機8億円かけたトランスファーレーンも数台あります。現在、第一バースしかできていなくて、第2、第3と作る前に、先に、埋め立て予定地に、第4バースを作るとの計画があります。第一バースの岸壁を作るだけでも245億円もかかりました。今でも、2年に1度のしゅんせつ工事に10億円もかかっています。(国が5億円、市が5億円かけて)なぜそんなに急いで作る必要があるのでしょうか。

DSC01887浮島処理センターの屋上からは、浮島メガソーラー建設の様子を見てきました。10万haの土地に、太陽光パネル3800枚、1枚198ワットで7000kwの電力が、作られるとのことです。平成21年から18年間、東電の運営となるそうで、市には、年間2000万円の収入となるそうですが、施設の管理運営費に使われるそうです。年間2000人の見学者を想定しているようですが、まだ見通しは立っていないと聞きます。

殿町3丁目事業用地、実験動物中央研究所(マーモ―5000匹と猿の研究など)を23億円の予算を付けて建設。実中研は、ほぼ出来上がっていました。

午後は、県立川崎南高校跡地、幸区北加瀬・研住宅供給公社跡地、県立川崎高等職業技術校跡地などを見てきました。