活動レポート

小田急電鉄と交渉しました。

2017年3月23日

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  3月22日、、川崎市の多摩区麻生区の住民で組織する「小田急線複々線・地下二層化をすすめる会」(大村新一郎代表)は、小田急電鉄(株)本社を訪問。交渉には、川崎市会議員の斉藤たかし、井口まみ、勝又みつえも参加し、向ヶ丘遊園駅ー新百合ケ丘駅間の複々線・地下二層化の事業を進めるよう求めました。対応した小田急電鉄の担当者は「この区間の複々線化は輸送サービスの向上にも速達性、安全性の向上の面からも意義がある」とこたえ、「どのような形でやるか、具体的な勉強を始めている」と前向きな姿勢を明らかにしました。

また、多摩区麻生区内の小田急線各駅の課題を要請。ホームドアの設置は「2020年までに代々木八幡ー梅ヶ丘間に整備するが、それ以降について検討していく」と回答。危険な踏切の対策では「踏切は一つでもなくすのが鉄道事業者の使命」「踏切の拡幅などできることは、川崎市と協力する」と回答しました。登戸駅に快速急行を停車させる問題では「大変多くのご意見をいただいている」「来年3月のダイヤ改正の際にご要望に応えられるよう取り組んでいく」とのことでした。柿生駅北口改札の混雑緩和については「自由通路の設置などの計画ができれば協力したい」との回答でした。

交渉には、日本共産党のはたの君枝衆議院議員、岡崎ゆたか衆議院南関東ブロック比例予定候補が同席しました。はたの衆議院議員は、国会でホームドアの問題を取り上げたことなどを紹介し「国に対しても必要なことを求めていくので、ぜひ複々線化を実現してほしい」と述べました。