「王禅寺団地・梨の木団地美術展」が5月18日から3日間行われるとのご案内をいただき、今年も伺いました。絵画、絵手紙、切り絵、陶芸、写真、手芸、漆芸、つるし雛、竹工芸など、毎年新たな作品が並び、目を楽しませていただきます。一つ一つの作品について説明をしていただくことができ、さらに作品に親しみがわきます。
最高齢95歳の三雲常明さんの絵画は、いつも細かな描写が「素晴らしい」の一言ですが、今回の「桜」の絵は、昨年四月に描き、そのあとすぐに脳梗塞で倒れたとのことですが、その後リハビリに励み、左の2点は、今年の2月と3月にそれぞれ描かれたとお聞きして、さらに驚きました。
草谷芳男さんのヒョウタンは、種探しから始まり、12~13年かけて、50個以上作ったそうです。(琴平神社にも飾ってあるそうです)「多色ウルシ塗り」は漆を8回ぐらい塗り重ね、紙ペーパーで、自分の思う模様を磨いてつくり出すそうです。貝の粉も振りかけているので、ピカリと光るところもあります。見事な絵入りのヒョウタンは、奥様が描いておられるそうです。