質問①
町田調布線の整備計画について、建設緑政局長に伺います。
麻生区の黒川とはるひ野を走っている、都市計画道路の町田調布線についてですが、第2次川崎市道路整備プログラムにおいて、町田調布線黒川工区については、2021年までに完成予定となっています。残すところ、あと2年ということですが、進捗状況と見通しについて、伺います。
また整備プログラムでは、黒川工区終了後、残りの町田調布線市境工区についても、整備を進めていく計画とのことですが、整備内容について伺います。また、完成時期についても、伺います。
答弁
主要地方道町田調布についての御質問でございますが、本路線は、麻生区黒川地内の町田市境から稲城市境までを結ぶ延長約1,600メートルの幹線道路でございまして、現在、約988メートルの区間が完成しております。黒川工区につきましては、黒川駅北側交差点付近から若葉台駅南交差点付近までの延長約152メートの区間を計画幅員20メートに拡幅整備するものでございまして、黒川東士地改良事業共同施行による換地手続の終了後に、先行して三沢川改修工事を完了させ、その後に道路整備工事に着手する予定でございます。
次に、市境工区につきましては、町田市境からセレサモス前の交差点までの延長約460メートの区間を計画幅員20メートルに整備するものでございまして、第2次道路整備プログラムにおいて平成34年度から平成37年度までの後期に着手する路線として位置付けているところでございます。事業期間につきましては、事業着手後、おおむね10年間を想定しており、本プログラムにおける幹線道路整備の進捗状況等を踏まえながら、具体的な着手時期をお示ししてまいります。
質問②
市民アンケートの中に、「「鶴川街道については、セレサモスあたりまでは道路整備ができており、つながる町田市側の道路も整備ができているのですが、真光寺から黒川は曲がりくねった山道のままです。計画は以前からあるようですが、実現できない理由を教えてください」という声がありました。町田調布線、いわゆる鶴川街道については、都市計画決定から、すでに50年が経っています。さらに完成までは15年から16年もかかるとのことです。市境工区ではセレサモスができたことで町田市からの車の流入も増え、渋滞も起きています。山道を利用している方からは、「雪の日は車が滑って乗り捨てられるので通行止めになります。車が動けなくなる前に警察によるチェーン規制など誘導することはできないでしょうか、また、歩道がないため、歩くのに危険ですが、歩道設置はできないでしょうか」との声があります。対応について、伺います。
答弁
チェーン規制につきましては、所管している交通管理者に要望をお伝えするとともに、融雪剤の散布などを実施することで対応してまいりたいと考えております。
また、現道の歩道設置につきましては、新たな用地の取得などが必要なことから、大変難しいと考えております。
要望
道路の両脇には白線が引かれていますが、場所によっては道路わきの土砂が道路にはみ出し、白線が消えているところがあります。整備を要望しておきます。