活動レポート

「柿生の里」緑の現地ウオーク

2019年5月3日

8年越しの緑地保全活動が実を結び、2018年11月29日に「柿生の里特別緑地保全地区」の隣の緑地(地下室マンション計画地)が「上麻生仲村特別緑地保全地区」として指定されました。それを記念して、4月27日に「歩く会」が開催されました。

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当日は、柿生駅に10時に集合、柿生中学校に隣接する、「おっ越山緑の保全地区」、「王禅寺源内谷緑地」、「浄慶寺緑の保全地区」、「柿生の里特別緑地保全地区」を散策しながら、「上麻生仲村特別緑地保全地区」に到着しました。浄慶寺からの参加者も含め30人以上の方が参加し、緑の中を、草木の説明を受けながら、緑地保全を喜び合いました。キンラン、ギンラン、タマノカンアオイなどがあちこちに見られます。浄慶寺の羅漢さんからはカメラを向けられました(笑)

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緑地保全された「上麻生仲村特別緑地保全地区」は元マンション計画地で、面積8,740㎡、地下2階、地上5階、高さ14,95m、戸数137戸。の計画でしたが、地元住民と緑地保全市民運動の協働、市議会への請願、川崎市による事業者への保全交渉、事業者が開発を断念し「特別緑地保全地区指定」に合意することにより、保全が決定しました。孫子の代まで緑地として残されることとなり、本当にうれしく思います。大事に守っていきたいです。