議会活動報告

「鶴川駅周辺のまちづくりによる地域への影響について」質問しました

2021年6月21日

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6月18日一般質問で、「鶴川駅周辺のまちづくりによる地域への影響について」

建設緑政局長に、質問しました。

質問①

鶴川駅周辺の再整備についての取り組み状況について、資料が近隣住民に配布されたとのことです。その内容について、伺います。

◎答弁

鶴川駅周辺のまちづくりについての御質問でございますが、本事業につきましては、小田急線鶴川駅周辺で町田市が、士地区画整理事業における新たな駅南口の交通広場と当該広場へアクセスする道路として、川崎市道を再整備するものであり、これまで両市で連携して、随時、住民説明会などを開催し、事業内容について説明してきたところでございます。昨年度についても、町田市と合同で説明会を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、住民の皆様への説明会に代えて、本年5月に、南ロアクセス道路や鶴川駅周辺整備の検討状況、スケジュールについての資料を配布したところでございます。

質問②

私は、2019年12月議会でこの問題について質問をさせていただきました。その時、住民からは「岡上40号線は大型車両進入禁止となっており、バスが通るには道幅が狭く児童の通学路にもなっていることから子どもの安全が保障されていないのではないか」「岡上55号線56号線には家が立ち並んでいてバスなど通ることは考えられない。」「岡上駐在所前の交差点は狭すぎてバスが曲がり切れない。」「川井田人道橋は、現在でも車が通れない状況です。」など不安の声が多くあることを伝え、このような意見についての市の考えを伺いました。

市の考えは「歩行者の安全対策やバスの走行への対応が必要であることから、道路拡幅や川井田人道橋の架け替えなどについて、町田市と検討していく」とのことでしたが、検討状況について、伺います。

◎答弁

南ロアクセス道路についての御質問でございますが、アクセス道路につきましては、鶴見川にかかる川井田人道橋真光寺長津田人道橋から都市計画道路真光寺長津田線の岡上駐在所前交差点までの川崎市道岡上40号線、 55号線、 56号線を通るルートでございまして、岡上駐在所前交差点を除き、町田市事業として再整備を行う予定としております。現在、町田市が事業主体として本市と連携しながら整備に向けた交通管理者協議を進めているところでございまして、整備内容につきましては、川井田人道橋を架け替えるとともに、当該人道橋から岡上小学校北交差点までの区間につきましては、道路を拡幅し新たに歩道を整備するほか、残りの区間につきましては、歩行者の安全対策を行う予定としております。

質問③

鶴川駅南口の整備が進めば、鶴川駅東口の交差点の渋滞が解消され地域の利便性は高くなることもわかりますが、この地域は、これまでバスが全く走っていなかったところです。1日3000台のバス、乗用車が走るとなると、地域の環境が大きく変わることになります。

何より、南口のアクセス道路は、小学校の通学路となっています、大型バスの通行については、心配の声が多くあります。住民の皆さんとの合意を図るためにも、住民説明会を行う必要があると思いますが、伺います。

◎答弁

住民説明会についての御質問でございますが、本市といたしましては、地域の方々の御意見を伺うことが重要であると考えておりますので、引き続き、新型コロナウイルス感染症の状況も踏まえながら、住民説明会の開催について、町田市と連携し検討してまいりたいと考えております。

質問④

岡上駐在所前交差点については、川崎市が主体となって行うとのことですが、計画について、伺います。

◎答弁

岡上駐在所前交差点の整備についての御質問でございますが、町田市の鶴川駅周辺再整備の取組では、現在、鶴川駅北側と三輪・緑山方面を結ぶ路線バスのルートが、新たに整備する鶴川駅南口駅前広場から、南ロアクセス道路を経由し、岡上駐在所前交差点で真光寺長津田線に接続するルートに変更される予定となっております。岡上駐在所前交差点については、真光寺長津田線の三輪・緑山方面から南口駅前広場方面へ向かう際に、路線

バスが左折できない形状となっておりますので、今回の町田市の事業に合わせ、本市にて改良してまいります。