2022年6月27日一般質問において、私は、①街路樹(サクラ)の健全度診断について、②カーブミラーについて、③AEDの管理について、④鶴川駅南口アクセス道路の整備について、⑤片平地域の生活道路の安全について質問しました。
4問目は、鶴川駅南口アクセス道路の整備について、建設緑政局長に伺いました。
質問①
鶴川駅の再開発計画が進められている中で、第3回鶴川駅周辺の街づくり説明会が、5月21日に岡上公会堂で行われました。今回は、鶴川駅南口アクセス道路のルート、整備内容及びスケジュールについての報告があり、説明後質疑がありました。これまでの説明会では、アクセス道路については、4ルートの提案がありましたが、今回は、一つのルートに限定された説明が行われていますが、一つに絞られた理由について、伺います。
◎答弁
鶴川駅南ロアクセス道路についての御質闇でございますが、当該道路につきましては、町田市が小田急市泉鶴川駅周辺で、士地区画整理事業における新たな駅南口の交通広場と、当該広場へアクセスする道路として川崎市道を再整備するものでございます。ルートにつきましては、町田市において4ルート案に
ついて比較検討を進め、都市計画道路真光寺長津田線への自動車交通の負荷低減や、最も現道を活かした整備が可能となるととなどから、現在のルートを選定したものと伺っております。
質問②
説明されたルートについて伺います。
一つ目は、鶴川駅南口、交通広場から岡上55・56号線につながる、川井田人道橋についてです。これまでは、人しか通らなかった橋ですが、鶴川駅南口から、バス・タクシー・乗用車が通るため、橋の掛け替えを行うとのことです。工事中は人が通れないとのことですので、「仮橋(かりばし)を設置してほしい」との要望が出されていますが、伺います。
◎答弁
川井田人道橋についての御質問でございますが、同橋の架け替えに伴う仮橋の設置につきましては、現在のところ計画していないと町田市から伺っておりますが、工事期間中における住民の皆様への負担が少しでも軽減されるよう、その対応の検討について、町田市へ要望しているところでございます。
質問③
「仮橋を付ける計画はない、遠くの橋を迂回して使えばいい」という話では困ります。町田市に対してはあくまでも、仮橋をつけるよう要望していただくことを要望しておきます。
岡上55・56号線の黄色部分と、岡上40号線西側区間の緑の部分の接合部分では、直角に大型バスが、左折します。ここは通学路であることから「信号機を設置してほしい」、「人の配置をしてほしい」との要望があります。せめて通学時間帯についての対策が必要と思いますが、見解と対応を伺います。また黄色の道路をまっすぐに伸ばす計画もあるとのことですが、なんのために必要かがわかりません。理由を、伺います。
◎答弁
安全対策についての御質問でございますが、川崎市道岡上40号線と55号線の交差点につきましては、交通管理者と信号機設置に関する協議を実施して
まいりましたが、計画交通量が他の幹線道路と比べて少ないことなどから、現時点では設置しないこととなったものでございます。
本市といたしましても、本交差点が通学路に指定されており、児童の安全対策は重要と考えておりますことから、関係機関等と協議・調整を進めてまいります。
また、南側からの本交差点への接続につきましては、現道の取付位置や交差角度を改善するため、位置を移動し、十字路となる計画としたところでございます。
質問④
岡上40号線東側区間、青い道路の右端は、県道真光寺長津田線につながっています。三輪緑山からきたバスが左折して侵入するため交差点の形状を変更する必要があるとのことです。バスが曲がり切れるのか、ガードレールが必要ではないか、渋滞が発生しないか、信号機の設置に不具合があり、最近ただしたところだが信号機はどうするのかなど、児童生徒が通学路として利用していることから心配の声があります。変更内容について伺います。
この交差点には、岡上駐在所があり、ご夫婦が住んでおり、交通整理や地域の見回りを熱心に行なっていただいています。駐在所がなくなるのではないかという心配の声があります。伺います。
◎答弁
岡上駐在所前交差点についての御質闇でございますが、当該交差点につきましては、都市計画道路真光寺長津田線の三輪・緑山方面からアクセス道路へ、路線バスが左折できる形状に改良するもので、整備にあたっては、信号機の移設や歩行者の安全対策として滞留空間の確保、ガードパイプの設置などを実施してまいります。なお、岡上駐在所につきましては、整備による影響を受けることはございません。
質問⑤
そもそも、この道路は生活道路であるため、交通量はそれほど多くありませんでした。今回この道路を、南口にアクセスすることにより、利便性が増し、多くの車が入り込んでくることが考えられます。バスの往復の回数、空車の台数、タクシー、乗用車、工事車両など交通量がどれほど、増えるのかについて、具体的に数字で、お示しください。
◎答弁
アクセス道路の交通量についての御質問でございますが
アクセス道路の交通量につきましては、岡上40号線において、整備後は、昼間 12時間で、現状の約3,300台から約4,700台になると想定しており、そのうち、路線バスについては、現在、鶴川駅北側と三輪・緑山方面を結ぶ5系統が、新たに整備する南口駅前広場から、岡上駐在所前交差点で真光寺長津田線に接続するルートに変更される予定で、台数については、約260台を想定していると町田市から伺っております。
要望です
説明会で出された住民の声や不安については十分には応えられていません。交通量については、整備後は、昼間 12時間で、現状の約3,300台から約4,700台になると想定しており、路線バスについては、約260台を想定しているとのことです。これだけでも、相当な交通量が増えますが、朝の7時以前や、夜19時以降のバス便や回送車、乗用車や、タクシーの増については想定していないし、工事中の大型ダンプについても、まだわからないとのことです。何よりここは、岡上小学校の生徒の通学路となっていることから、皆さんが、大変心配しています。
住民の納得がいかないままでの、工事着工は行わない、住民の要望に、丁寧な対応を行うことを、強く要望しておきます。