9月29日健康福祉分科会で消防団事業のうち、消防団員貸与被服費について質問しました。
以下、質問と答弁です。
質問①
2021年度の消防団員貸与被服費1557万2260円の内訳について、伺います。
◎答弁
消防団員貸与被服費についての御質問でございますが、消防団員貸与被服費につきましては、消防団員が活動する際に必要となる被服を整備したものでございまして、内訳としましては、防寒衣、編上靴、作業服、制服、防火衣などでございます。
質問②
消防団員に対しては入団した時に平時の作業服一式が貸与され、退団時には返却。火災の時には防火帽、防火衣を貸与しているとのことですが、防火衣は上着のみで、防火衣のズボンは貸与されていないとのことです。私は、麻生区で行われる20数か所のどんど焼きなどで、消防団の方と話す機会があり、「上着は防火服だけど、ズボンは防火ではないので、防火服になるといいのですが」との声をいただいていました。団からの要望も市には届いているかと思いますが、要望に対する本市の見解と対応について伺います。
◎答弁
消防団員の防火衣についての御質問でございますが、上下式防火衣の導入につきましては、火災防ぎょ活動時などの安全確保及び消防団員の入団促進の観点からも大変重要であると考えており、令和4年度第2回川崎市消防団長会定例会において審議され、御了承いただきましたことから、令和4年度に13着の整備を予定しているところでございます。
質問③
団からの要望もあり、今年度中に上着とズボン一式の更新を13人分予定とのことです。なぜ13人分かとお聞きしたところ、2022年度予算の内の防火衣の予算が約200万円であり、一式を更新すると約15万だから13着とのことです。早く更新するために、現在使用している上着をそのまま使用しズボンだけを導入するということはできないのでしょうか、伺います。
◎答弁
防火衣の更新についての御質問でございますが、現在貸与している防火衣につきましては、難燃合成繊維で作られた上衣のみのコートタイプのもので、今後導入予定の上下式防火衣は、上下一式でIS0規格に準拠し、防火性能等が強化されたものでございますことから、更新につきましては、消防団員の安全確保などの観点から、上下一式を整備する予定としております。
質問④
消防団員の安全確保の観点から上下一式にすることにして、まずは今年度、13人分の更新を予定しているとのことですが、2022年4月1日現在消防団員は1067人です。今後の更新計画について、伺います。
◎答弁
更新計画についての御質問でございますが、令和5年度以降の防火衣の更新につきましては、現在検討中でございますが、防火性能等が強化された防火衣の導入は、火災防ぎょ活動時等における安全確保などの観点から大変重要であると考えておりますので、計画的に整備できるよう関係局と協議を進めてまいります。
要望
防火性能等が強化された防火衣の導入は、火災防ぎょ活動時等における安全確保などの観点から大変重要であり、計画的に整備できるようにしていくとのことです。急ぎ団員1054人全員の更新をおこなうことを要望しておきます。