議会活動報告

防災無線の充実を

2011年7月5日

DSC02288防災無線は日ごろから聞き取りにくい、全く聞こえない等の声が寄せられていました。東日本大震災後は、住民の命と安全を守るために防災無線の必要性がいっそう増しています。川崎市では258基の防災無線が設置されていますが、24年が経過し老朽化が進んでいます。また、最近5年間では7基しか設置されていません。

私は、防災無線が聞こえない、聞こえにくい地域をなくすために、設置個所の増設・更新を求めました。市はスピーカーの出力や向きの調整とともに、整備箇所の増設について検討すると答弁しました。

また、情報提供をスピーカーだけでなく、文字掲示板や警告音などの方法もあるのではないかと質問。市は、今年度から「エリアメール」の導入を予定していること、警告音については国により決まっているので注意していきたいと答弁しました。

さらに、かわさきFMについて、充実を求めました。南三陸町では、「津波から避難を」と防災無線で声の限り呼びかけていた職員が帰らぬ人となりました。しかし、南三陸災害FMが開始され情報発信として大変歓迎されているとのこと。私は、かわさきFMも災害時には重要な情報源となることから聞き取りにくい等の改善を求めました。市は聴取改善に取り組むと答弁しました。