議会活動報告

宅地耐震化推進について

2011年7月5日

谷埋め盛り土の造成地が大震災でも顕著になりました。大規模に埋め立てた造成地では、宅地の安全性を確保するため国が宅地造成等規制法の一部改正を行いましたが、川崎でも造成面積が3000平方メートル以上の区域、盛り土の高さが5メートルを超える地域を調査し、大規模造成地マップを公表しています。全市で2487カ所あり、法施行の昭和37年以前は488カ所に上ります。造成時期が古く多くの家屋があるところを優先してボーリング調査をしていますが2次調査をはじめて5年間で10カ所しか行われていません。

私は、調査対象も広く手間のかかるものではありますが、急いだ取り組みが必要だと指摘しました。また、防止対策が必要だと判断された場合、市の支援を強めること、国に対しても負担をふやすように市から要望するよう求めました。