土砂災害防止法に基づいて、県が指定した警戒区域を記載したハザードマップ。市内で指定されたのは711区域で丘陵地に囲まれた北部地域に集中、麻生区は282地域となっています。土砂災害は命と暮らしに大きな被害を与えます。災害時にどのような対応が必要か、逃げるルートはどうするのか、町会、地域を巻き込んだ避難計画も含めたマニュアルが必要ですが、ハザードマップは一般的な避難指示にとどまっています。
私は、具体的な計画、対策を求めました。市は地域ぐるみで避難場所や避難経路の確認、土砂災害への訓練など支援していきたいと答弁しました。
また、麻生区の土砂災害警戒区域には「急傾斜崩壊危険区域」と「土砂災害警戒区域」は示されているが、「土砂災害特別警戒区域」は示されていません。
私は、今回警戒区域に指定されたいくつかのところを見てきましたが、地震や大雨で崩れ落ちるのではないか、と思われる箇所も少なくありません。危険土砂災害の恐れのある区域の周知徹底や避難体制整備の具体化、危険な宅地開発の規制など速やかな対応を求めました。また、特別区域の速やかな指定を県に求めるよう要望しました。