身近な場所で質の高いクラシックコンサートに親しんでもらおうと、平成18年から、毎年行っている文化の風・春コンサートが東日本大震災の関係で中止され、今年は、秋のコンサートとして、9月17日、麻生市民館第ホールで行われました。
ブラームス、リスト&ベートーベン・「愛とロマンの旅」と名付けられ、バイオリン、チェロ、ピアノ、メゾソプラノの方々がそれぞれ奏でられ、2時間ゆったりとした時間を過ごさせていただきました。ブラームスのピアノ3重奏は30分の演奏ですが、「曲には物語があるのですよ」と第1楽章から第4楽章までの説明をしていただいたので、物語を想像しながら、楽しみました。
そういえば、高校生の時、音楽の授業で「次にかけるレコードを聴いて、そこから浮かんでくることを物語にしてみなさい」という課題が与えられたことを思い出しました。(私、結構音楽を聴いて想像するのが好きでした)
1000人の会場はほぼ満席。無料で、よい音楽を子供のころから年配の方まで、気軽に親しむことができるこのような取り組みは、今後も引き続き行えるよう応援していきたいですね。