私は原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を求めることを念頭に、太陽光発電、地中熱利用、太陽熱利用について質問しました。
太陽光発電については、対象件数を今年6月に900件から1500件に拡大。これを超えた申し込みについては県と検討するということでしたが、知事が太陽光パネルへの取り組みについて、後退する発言をしていることを挙げ、このことによる市への影響について質しました。また、県がどのように姿勢を変えようとも、今後とも、市として公共施設への普及などすすめるべきと求めました。市は、補助制度の着実な促進、公共施設への導入を推進すると答弁。
地中熱利用とは、地中の一定の温度を利用して、夏は涼しく、冬は暖かい冷暖房システムに利用すること。市議団は、南河原こども文化センターに設置されたシステムを視察、利用者からは「快適に過ごせた」「もっと普及して」との声が寄せられました。学校や公共施設にもっと活用すべきと要望。市は、消費電力の削減、環境負荷の低減効果もあり、昨年1カ所、今年度も1カ所計画、今後も検討すると答弁。
片平にある、川崎フロンターレ麻生クラブハウスには太陽光温水器が設置されており、視察してきました。屋根にパネル、タンクは建物横と分離されており、屋根に負担をかけないようになっていました。市も住宅用太陽熱温水器を設置した場合、補助をだす制度が7月からスタートしており、申込期間は、来年の2月15日までとなっています。分離型は8万円、一体型は4万円の補助があります。まだ申し込みが始まったところなので、申請数は多くないとのことでしたので、市民への周知徹底や普及継続を求めました。