10月15日 川崎市男女共同参画センターすくらむ21において、女性差別撤廃条約から見る「第3次男女共同参画基本計画」と「かわさき*かがやきプラン」の取り組みは・・・をテーマに行われた学習会に参加しました。
議員も、管理職も、町会長も圧倒的に男性多数。昇給も昇格も男性の方が高くて早い。でも、家事・育児の負担はまだまだ女性に・・・。
社会の因習や、生活の中に残っている不平等をなくし、積極的に女性の登用や、さまざまな改善を進めるために、昨年末、国は「第3次男女共同参画基本計画」を決定。川崎の行動計画「かわさき*かがやきプラン」も、5年計画の3年目であり、今年度は、かわさきの男女共同参画データ―ブックも作られ取り組みが進められていますが、実態はどうなのでしょうか。
国や市の計画は、国際的な視点からどう見えるのか、女性差別撤廃条約ってなに?、条約を守るしくみとは、等について、神奈川大学非常勤講師の近江美保先生から、また、川崎市市民・こども局人権・男女共同参画室課長
飯塚豊さんからは、第2期川崎市男女平等推進行動計画の進捗状況について、お話していただきました。
お話の後の、ワークショップでは、「男女差別撤廃の取り組みは、市民・こども局が中心に行われているが、教育部局や、市長部局全体の連携した取り組みでないと進まないのでは」「今年度、すばらしいデータ―ブックができたけれど、今年度だけに終わらせないような取り組みの継続が望まれる」「委員の中にもっと女性を増やす努力を」「大震災後、改めて防災に、女性の視点を取り入れるべきとの声が出ている」などの意見が出ました。
男だから、女だからという理由で、知らず知らずの内に行われている差別って本当に困ります。性別に関係なく、ひとりひとりが大切にされる世の中にするために、何をしなくてはいけないのか、考えさせられました。