活動レポート

元住吉駅を視察

2011年10月13日

P1030244駅舎に自然エネルギーを有効活用した環境対策を実施している、元住吉駅を視察してきました。駅には、「太陽光発電システム」「駅構内の緑化」「雨水利用システム」などの取り組みがなされていました。太陽光パネルは、ホームの上屋とコンコース屋根部分に取り付けられており、140キロワット程度の能力があり、今では、駅舎全体の使用電力量の約10%程度をまかなっているとのことでした。またホーム上屋部分全体に、採光型建材一体型パネル(テフロンの膜のようなもの)が使用されており、ドームのような形をしていて、他の駅とは全く形が違い、とても明るいので驚きました。雨水利用システムは、ホーム上家の雨水を貯水し、ろ過器でろ過した後、トイレの洗浄水として再利用、水道料金の25%削減を行っているとのことです。また、雨水を利用した構内緑化も行っており、地上14メートルの高さに位置しているコンコースですが、改札を出るとすぐ前が緑化されており、高さを感じさせない憩いの場所となっています。雨水を利用し、たまり水を吸い上げるようになっているため、電気エネルギーに頼らない仕組みになっています。他にも、自然換気窓や、ホームへの採光確保などが行われています。ちょっと気づきにくいですが、電車を真上から見ることができる、スポットもありました。(子どもが喜びそう)